マリーナのテンダーボートが調子悪くなってしまいました。
アイドリングは安定しているのですが、スロットルを全開にするとエンストしてしまいます。
こりゃ、ガス欠かなと思い携行缶を持ち上げてみるとホボ空でした。
ガス欠になる前に燃料入れとけよなーって思いつつ、給油をして再挑戦
ん-、症状変わらず。
マリーナの中で漂流を繰り返します。
次に、燃料が詰まってるんじゃないかと思い、燃料フィルターの清掃を行いました。
んーーーー症状変わらず。
この辺りから、一緒に作業していたスタッフの目が冷たくなってきます。
(コイツ、本当は分かってないんじゃないか・・・もしかして、テキトーにやってるんじゃ・・)みたいな目で僕を見てきます。
これは、プライドに懸けても次は外せない!よし!症状からみて燃料ポンプだ!と
燃料ポンプを取外し、クリーニングしました。
で・・・・・ 症状変わらず・・・・。
完全に、彼らの信頼を失いました。
(もう、abiのいう事を聞くのはやめよう)そんな目で僕を見ています。
「もう、キャブレターだな・・・」 と絞り出すように言いましたが、もはや誰も周りには居ませんでした。
夏空の夕暮れ一人、芝川の水面に映し出された僕の姿は歪んで見えました。
水面の波なのか、僕の瞼に溜まった涙なのかは飛び交うトンボだけが知っていました。
もう、まわりに誰も支えてくれる人が居なくなった時にこそ本当に頼りになる人が解るものです。
あっそうだ!トーハツさんに聞いてみよ!!
さっそく電話「もちもち!船外機壊れてるんです!」
電話に出てくれた方が、ウチのマリーナの使い方も知っていたので話も早く
「あー,芝川さんの使い方ならプラグだよプラグ。プラグ見なよ」って にゃるほど!
で、取り外し。
んー、オイリー。
これは、怪しいような気もする。
プラグを、ジェームスに買いに行ってみました。
イリジウムしか無かったので、テンダーには贅沢な気もしましたが購入。
さぁ、もう迷いはない!
走れ6馬力!
快調となりました~。
不具合が起きたら、まずは全ての消耗品の確認からですね。
基本が大事と改めて気が付きました。
abi